この前いったピンサロ嬢、あそこのにおいが半端じゃなかったよ… 疾走!千マイル急行〈下〉 (ソノラマ文庫)

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疾走!千マイル急行〈下〉 (ソノラマ文庫)

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レビュー総合評価ポイント:4
- おもしろいな、と思いながら。 ★★★★(4) 冷静に考えれば60点から80点の間。おもしろい。おもしろいな、と思いながら読み進んだ。読んだあとに何が残るか、と問われれば、｛？｝となるかもしれないが、少なくとも、小川一水ファンなら後悔しない。読みやすい。先が読みたくなる。風呂まで持ってゆきたかった。少年：冒険：SF（かなあ？）：少しミステリー：。肩に力を入れないで読めるから、疲れた人の心の軽いレクリエーションにいいかなあ、という感じ。
- 列車の流れと国の流れと少年の成長 ★★★(3) 祖国エイヴァリー崩壊から再生への物語。
  千マイル急行の社長の息子であったことからいやおうなしに中心人物となっていく主人公。
  与えられた条件の中で最善を目指し、成長していく主人公。
  エイヴァリーを憎む少年、ドラグストン・コレクション、蒸気機関、謎のドラグストン機関、内部の密通者、通過する都市の思惑、なくした祖国の衝撃の真の姿。
  いろいろな要素が絡み合って一気に読み進めます。
  鉄道が中心ということでいまひとつ感覚としてつかみにくいところはありました。
  また、結構悲惨なこと（人の死）があるのですが、物語が淡々と進み、少しあっけない気もしました。
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販売元:朝日ソノラマ
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